楽譜教本でどんな練習するの?
前回記事、ドリルってどんなこと覚えるの?の続きです。
②楽譜教本について
実際に弾く練習です。
簡単なメロディーで指の運び方や音の出し方を学んでいきます。
ドリルで学習した知識を使いながら楽譜通りに弾いていくのです(^^)
なめらかなメロディーを弾くには指使いが重要になってきます。
楽譜には音符ごとに1.2.3.4.5の指使い番号が振り分けられています。
「1.2.3.4.5」???
ピアノでは、
親指・・1 人さし指・・2 中指・・3 薬指・・4 小指・・5 と覚えます。
へなちょこな絵ですみません・・。
←こんな感じです。
指使いって結構重要で、たくさんの音から成る曲を美しく弾くようにこの指を使いなさいという指示番号です。(必ずその通りにしないといけないわけではなく目安です)
ここで例を出してみます。
☆ドレミファソラシド(8つの音)を弾いてみてください。
みなさんはどの指を使って弾きますか?
普通に弾こうとすると
1(ド)2(レ)3(ミ)4(ファ)5(ソ)
ここまでは音が途切れることなくなめらかに弾けますね。
でも・・ラシドは?何番の指で弾きますか?
3(ラ)4(シ)5(ド)にしますか?
これだとせっかくなめらかだったドレミファソからラシドに移るときにプチっと間が空きますね。(♪ドレミファソ ラシドみたいなイメージ)美しさに欠けてしまいます。
そこで、
ピアノを習うときには
1(ド)2(レ)3(ミ)1(ファ)2(ソ)3(ラ)4(シ)5(ド)
というように基本は習います。
3(ミ)を押したまま1の指をファに持ってくる。
これだと無理な動きをすることもなく、なめらかなメロディーに仕上がりますね♪
以上、楽譜教本では弾くテクニックを学んでいきます。
どんなに簡単な曲でも、美しく弾くにはテクニックが重要です。
ピアノのレッスンではこのように技術を学んでいきます(^^)/